マーキング技術
ファイバーレーザー、ハイブリッドレーザー、グリーンレーザー
ステーション寸法（幅ｘ奥行ｘ高）/ 重量
622 x 600 x 772 mm / 60 kg
マーキング技術
ファイバーレーザー、DPSSレーザー
マーキングエリア
65 x 65 mm ~ 205 x 205 mm
適合素材
金属、プラスチック
｟別途レーザーヘッドが必要です｠剛性が高く使いやすいLW2は、工業レーザーとして活用されることが多く、永久マークに最適なレーザーマーキングステーションです。CO2レーザーやファイバーレーザーのレーザーマーカーを内部に設置し、工業レーザーとして単品はもちろん、ロボットセルを使用したマーキングシステムでの中ロットパーツへのマーキングにいたるまで、あらゆる種類の永久マークが可能です。
- タッチパネル式コントローラ
タッチスクリーンを1回押すだけで、その先は工業レーザーのLW2マーキングシステムが残りの部分を処理し永久マークを施します。ドアを自動で閉め、レーザーを正しい焦点の高さに配置し、マーキングを数秒で完了させ、ドアを再び開けます。このマーキングシステムは難しいトレーニングなしに、どなたでも使用できます。マーキングするワークを準備し、USBポートを介してレーザーマーキングステーションにデータを転送するだけで、PCを使わずにタッチスクリーン上で直接操作することができます。 - 高い安全性
レーザーマーキングステーションはオペレータの安全を第一に考え、安全基準クラス1の工業レーザーとして安全要件をすべて満たしており、様々な環境での使用が可能です：グラボテックは安全性を第一優先に考え安全で堅牢なレーザーマーキングステーションを開発してきました。LW2 は高生産性と長寿命を実現するマーキングシステムのために設計されました：ステーション内にCO2レーザーやファイバーレーザーなどのレーザーマーカーを設置すれば、密閉された箱の中で埃や煙から完全に保護されます。アラームと制御装置を内蔵、二重焦点レンズの保護、光学系と内部可動部の汚染を防ぐための集塵装置を連動させて稼動することができます。
近頃多く目にする安価なレーザーマーカーは、一見すると魅力的ですが、失明するなどの健康面でのハイリスクも併せ持っている点をご留意ください。その点、永久マークのグラボテックのレーザーマーカーとレーザーマーキングステーションは、安心してお使いいただけます。 - 柔軟性
3方向のドアが開くのでマーキングパーツの設置が容易です。小さな部品から大きな部品まで、単純な部品から複雑な形状まで、様々な部品の永久マークが可能。LW2 は、すべてのCO2レーザーやファイバーレーザーなどのレーザーソースを設置できるので、あらゆるタイプの材料に工業レーザーマーキングができます。変質の可能性があるデリケートなワークにはグリーンレーザーマーキングが最適です。
ソフトウェアは、当社が提供するターンキーの中でも特に優れた製品です：LasertraceとLaserstyle
*別売りのレーザーマーカーを設置してご利用ください。ワークに適したレーザーを選定いたします。詳細についてはお問い合わせください。
特長
対応レーザーマーカー
ファイバーレーザー、ハイブリッドレーザー、グリーンレーザー
電動およびプログラム可能なZ軸
最大部品高さ：322mm
広々としたワークエリア
幅502ｘ奥行477mm
アクセサリ固定穴付
電動式開閉ドア
開閉時間：2秒
緊急停止ボタン搭載
保護めがね無しでマーキングを確認できる大きな遮光板
180 x 280 mm
ステーションサイズ(mm)
幅622 x 奥行 600 x 高 772
重量
60kg（レーザーヘッドを含まない状態）
安全基準クラス1（ドア閉時）
インターロックシステム搭載
技術仕様
.
最大マーキングエリア
65 x 65 mm ～ 205 x 205 mm (レーザーソースによって異なります。)
最大材料サイズ
502 x 477 x 322 mm (フォーカスレンズによる)
ソフトウェア
Gravostyle, Lasertrace
LW2マーキングシステムはタッチパネル上で様々な設定が可能です：
- フォーカスダイオード（オプション）で焦点距離を容易に検出。電動/プリセットZ軸高さ調整で、2つのレーザーダイオードを重なり合わせて高さ調整します。
- パーツの高さを画面に入力し焦点距離にあわせてレーザーマーカーの高さを調整します。
- パーツ上のマーキング位置を確認できます。
LW2はプログラム可能な自動化マーキングシステムです。
- すべてのマーキングファイルは、ステーション上のスーパーバイザによって事前に記録されます。
- マーキング情報、部品の高さ、タイムスタンプ、シリアル化、ドアの開閉、I/Oの起動など、マーキングプロセス全体がプログラム可能です。
- オペレータモードに切り替えることができます。
- エラーのリスクがなく、トレーニング不要で、ボタンを1つ押すだけで次のマーキングを開始できます。
生産モードでは、内部データベースに接続してトレーサビリティをロット管理することができます。消えることのない永久マークは工業レーザーにおけるトレーサビリティに必須条件です。
このようにして、工業レーザーによるマーキングの内容をデータベースに接続し、マーキングされた部品の履歴をデータベースに接続することで、生産プロセスをより簡単にすることができます。
レーザーマーキングステーションは、専用のプログラム可能なI/Oによりリモート制御が可能です。
ロボットセルに組み込むことができ、ロボットやコボットとの連携が可能です。
ドアの開閉速度を改良（2秒）し、部品の耐久性を向上させたことで、厳しい環境下での大量生産を可能にしました。
これにより、当社のマーキングシステムを生産ラインに組み込むことで、安全面での不安がなくなります。グラボテックは、すぐに統合できるパッケージを提供しています。
安心安全な工業レーザーは、透明材料や有機材料にはCO2レーザー、微細マーキングや材料を変質させないコールドマーキングにはグリーンレーザーマーキングを用います。その他、ファイバーレーザーやハイブリッドレーザーのレーザーマーカーからお選びいただけます。いずれのレーザーマーカーでも永久マークをお約束しますので、これまで手描きやシール/ラベルなどで対応していたアプリケーションを、LW2とレーザーマーカーを用いたマーキングシステムに置き換えるユーザも多くいます。
ジュエリー対応のLW2
回転軸
ジュエリーは円筒形のものが多くあります。LW2に回転軸を追加することで、円筒形のジュエリー、例えば指輪などの名入れ彫刻が可能になります。指輪の内側・外側どちらにも刻印が可能です。
カッティング用のピンテーブル
レーザーを使って薄い材料をカットする際に、下部に空気の流れを作り、過熱を防止します。カッティングピンテーブルを使用することで、材料を20mm持ち上げ、熱変形、ビームリターン、色調劣化を回避することができます。
50W 出力のレーザーも搭載可能
LW2は、様々な種類のレーザーソースやレーザー出力のレーザーマーカーを設置/搭載することができます。出力の高いレーザーは、カットや深彫り、また高速マーキングに適しています。
| ファイバーレーザーマーカー | ハイブリッドレーザー | グリーンレーザー | |
|---|---|---|---|
| 有機物 | |||
| セラミック | |||
| 電気・医療用セラミック | |||
| 皮革 | |||
| 紙、ダンボール、コルク | |||
| ゴム | |||
| シリコン | |||
| 木材、ニスを塗った木材 | |||
| プラスチック | |||
| ABS | |||
| ラミネート | |||
| PA | |||
| PE, PET | |||
| アクリル樹脂（PMMA） | |||
| POM - PBT | |||
| PP | |||
| PC | |||
| 発泡 | |||
| 金属 | |||
| アルミニウム | |||
| 陽極酸化アルミニウム | |||
| 真鍮 | |||
| カーバイド | |||
| コーティング金属 | |||
| 銅 | |||
| 金、銀、ニッケル、プラチナ | |||
| ステンレススチール | |||
| スチール（鋼鉄） | |||
| チタン | |||
=
マーキング / エッチング
=
カット
=
彫刻
