石などの鉱物の彫刻には、レーザー加工機と回転彫刻機のどちらも使われますが、レーザーの方がオススメです。
スレート、タイル、レンガなどの材料は、レーザーを照射すると白色に変化し、自然なコントラストのあるマーキングが行えます。
大理石、花崗岩、玄武岩、溶岩石、天然石、小石、セラミック、磁器、黒御影石などにレーザー彫刻をしても、コントラストの低いマーキングになりますので、深彫りした後で塗料やラッカーで着色するのが良いでしょう。
レーザーでは鉱物・石などを切断することはできません。
大きな写真でもレーザーは低出力で十分ですが、複数のパスが必要なので時間がかかります。
Gravostyle™ は、コンポジションを作成してレーザー加工ができるオールインワンソフトウェアです。アイテムに最適な設定をスピーディに選択できるマテリアルライブラリを内蔵しています。
CorelDraw、Adobe Illustratorなどで作成したデザインデータをL-Solution Driverを介して当社のレーザーで出力することも可能です。
石にレーザー彫刻を行うと、サンドブラストと同様に石の表面が白色になります。
コントラストが足りない場合や特定の色が必要な場合には、グラボテックの人気塗料「グラボラク」を使った色づけがオススメです。
色展開は、黄、緑、青、赤、白、黒、銀、金、光沢のある金と豊富です。
オリジナルの色をオンデマンドで開発することもできます。
グラボラクは、屋内・屋外のどちらのアプリケーションにも適しています。
石への写真彫刻は、表面の状態にもよりますが、複雑な作業になります。
当社の経験上、はじめに写真の解像度を最大300DPIに設定します。
石の表面が均一で滑らかであれば、この解像度を上げることができます。
非常に暗い黒大理石か非常に明るい白大理石は、美しいコントラストが表現できるのでオススメです。
大理石はレーザーで彫刻しても発色しないので、グラボラクでの着色は必ず必要になります。
細いビームで写真彫刻をする場合は1.5'レンズを推奨します。
石などの鉱物は可燃性ではないため、レーザー彫刻を行う際に、常に監視が必要なアクリルや木材の加工とは異なり、発火のリスクが非常に限られています。