レーザーレンズは、テーブル型レーザー彫刻・切断機のパフォーマンスを左右する極めて重要なパーツです。 レンズの焦点距離(フォーカルレングス)は、彫刻精度、作業距離(ワーキングディスタンス)、焦点深度、そして切断能力に直接影響を与えます。
本ガイドでは、テーブル型レーザー加工機用レンズに特化して詳しく解説します。 選択可能な各種焦点距離の特徴、用途に応じた最適なレンズの選び方、レンズを交換するタイミングと理由、マシンの再校正(キャリブレーション)手順、そして常に安定した加工結果を得るためのレンズ清掃(メンテナンス)方法をご紹介します。
| レンズの選定方法とお手入れ手順をぜひご確認ください! |
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WHAT?
レーザーレンズとは、レーザー光を焦点に集めるための光学コンポーネントです。直径8~10mmのレーザー光がレンズに入り、レンズがこれを細い点に集め、高精度で強力な出力に変換します。この細い点のことを焦点と呼びます。
レンズの焦点距離は、レーザー光が収束する際の角度を決定します。
WHY?
焦点距離の選択は、レーザー光の直径を制御し、それによって彫刻線の幅が定まります。
また、焦点距離は、ビームが焦点と見なされる範囲や深度にも影響を与えます。焦点深度は、被加工部品の表面を彫刻する際に平坦性を維持するための基準であり、平坦度の許容範囲を定めます。これにより、均一な彫刻が可能になります。
適している:精密な彫刻、ディテールの凝ったハンコ、薄い材料の精密なカット、高解像度の写真やロゴ(>800DPI)
適していない: 厚い材料のカット(>3mm厚)、大きな彫刻エリア
| レーザー光の特性 | |
|---|---|
| スポット径(mm) | 0.06 |
| 焦点深度(mm) | 0.5 |
| 焦点距離(mm) | 37.5 |
適している: 二層板プラスチックの彫刻とカット、文字の彫刻(>1mm高)、中解像度の写真とロゴ (<500DPI)
適していない: #厚い材料の精密な彫刻とカット(>8mm厚)
| レーザー光の特性 | |
|---|---|
| スポット径(mm) | 0.08 |
| 焦点距離(mm) | LSシリーズ:0.8 LightSpeedシリーズ:0.9 |
| 焦点深度(mm) | 50.0 |
適している: 厚い材料のカット(<8mm厚)、大きな文字や広いエリアの彫刻、凹凸や不規則な形状をした材料の彫刻、低解像度のデザイン(<200DPI)
適していない: 低解像度の彫刻、太いカットライン
| レーザー光の特性 | |
|---|---|
| スポット径(mm) | 0.16 |
| 焦点深度(mm) | LSシリーズ:3.3 LightSpeedシリーズ:3.7 |
| 焦点距離(mm) | 100 |
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1.5インチレンズ - 彫刻
最も精密で正確な彫刻
2.0インチレンズ- 彫刻
細部が一部不足しているものの程度の良い彫刻
4.0インチレンズ- 彫刻
ぼやけた印象のある粗い彫刻
1.5インチレンズ - カット
波状の切断面
2.0インチレンズ - カット
わずかに角度のついた切断面
4.0インチレンズ - カット
完全にまっすぐな切断面
レンズの校正手順は、お使いのマシンシリーズによって異なります:
LightSpeed 300におけるレンズ校正の基本的な流れは、LSシリーズと同一です。 ただし、LightSpeed 300には対話型インターフェースが内蔵されており、マシンの操作画面上でステップ・バイ・ステップで校正作業をナビゲートします。
また、すべての校正パラメーターがマシン本体に直接保存されるため、異なる焦点距離の各種設定(プロファイル)を複数保持することができます。
レーザーレンズの定期的なクリーニングは、彫刻・切断の品質を均一に維持し、レーザービームの出力減衰を防ぎ、粉塵、煙、加工カスによるレンズの熱破損を防ぐために絶対不可欠です。
清掃の頻度はマシンの稼働率や加工素材によって異なりますが、最低でも週に1回はレンズの状態を点検し、高負荷運転時や多量の煙を発生する素材を扱う場合はさらに高頻度で確認することをお勧めします。
安全かつ効果的な日常メンテナンスのために、グラボテックでは専用の洗浄液、最適化されたクリーニングクロス、綿棒がセットになった「レンズクリーナーキット」をご用意しています。
品番 26327
| レンズの選定方法とお手入れ手順をチェック! |
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